施設長としてご挨拶させていただきます。
私が目指す自立援助ホームは義務教育を終了した15歳以上の家庭がない児童や家庭にいることのできない児童が入所して自立を目指す家です。
自立援助ホーム若葉の特長
・子どもが安全で安心でき、大家族のようにほっこりとした居場所です。
・子ども一人一人にあった自立への計画を作り、個別の子どもにあった支援を行います。
・職員は信頼される関係性を作り子どもに寄り添っていく支援を行います。
・一般家庭と同じ、朝・夕食を共に行います。土・日・祝日は昼食があります。高校生で昼食にお弁当が必要な場合の対応も行います。
・一カ月に一度、個人面談を行い、就労・就学、施設内での悩みを聞く時間を大切にします。
願うこと
一部の子どもたちは虐待、ネグレクト、親の病気、貧困など様々な理由により、親との生活が困難な状況にあります。子どもたちが安全・安心な地域で安定した生活の中から自立に向けて育っていける居場所にしたいと願っています。
子どもたちの居場所を作り、環境を整える資金が必要です。まだまだ足りない状況です。
応援してください。よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 自立援助ホーム 若葉 施設長 川西悦子
尼崎市に自立援助ホームがオープンしました
こんにちは
私たちは様々な理由や事情を抱えている子ども達の「居場所」となる自立援助ホームを兵庫県尼崎市でスタートしました。
自立援助ホームとは、義務教育を終了した15歳以上が対象で、就学や就労をしながら安定した生活を目指すところです。
コロナ禍の中、虐待、ネグレクト、性暴力などの被害にあっている子どもたちがたくさんいます。
『自立援助ホーム若葉』は一軒家を利用し、子どもたちが安全・安心できる生活の場となることを目指しています。
このプロジェクトをはじめるきっかけは、私が20年ほど前にボランティアで行っていた夜回りでの子どもたちとの出会いです。その子ども達の家庭環境は様々な理由や事情から深夜徘徊をしていました。子どもたちはなぜ深夜徘徊をするのか、大人の私にはわかりませんでした。しかし、毎晩のように夜回りで出会う子どもたちと関わる中で信頼関係がうまれるのを感じました。
子どもたちに徘徊している理由を聞くと、親からの虐待やネグレクト、また父親からの性暴力に耐え、夜の街を徘徊しているという。子どもたちだけが悪いのではないと感じました。私は夜回りやひきこもりへの支援を続けました。
子どもたちが素直に甘えられる居場所や、気持ちを受け入れてくれる大人の存在が必要と強く思いました。この経験から子どもたちに安心、安全な「居場所」を作りたい、いや作らなければ子どもたちが救えないと感じました。
自立援助ホームを作り少しでも温かいありのままの自分を出せる居場所として『自立援助ホーム若葉』を開設しました。
引き続き皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。