とある団体さんの助成金を受け、秋の京都での舞妓体験に引き続き、大阪で和食・神戸で洋食のテーブルマナー講習会をそれぞれ受けることができました。
あらかじめドレスコードを定め、ホテルでのディナーにふさわしい身だしなみを心掛けるように周知し、時間に余裕を持って行動するように注意喚起した結果、子どもたちは集合時間前に服装を整えて参加することができました。
和食会席料理では、正しいお箸の使い方、器(椀)の取り扱い方などを学び、同時に良くないお箸の使い方も教えていただきました。お刺身など料理の楽しみ方として、味が淡泊なものから濃いものへ順に食べたほうが良く味わえることを知り、有益な講習となりました。
洋食コース料理では、コートの脱ぎ方、椅子への座り方や姿勢など、また日本では馴染みないレディーファーストの文化が基本にあることを学びました。講師の経歴からフランス式とイギリス式、またプロトコール(国際儀礼)の違いを話していただき、それぞれの文化背景や歴史にも触れた講義がとても楽しく、一流の料理を神戸の夜景を眺めながら堪能することができました。
和食と洋食のマナー双方に共通する「他者への思いやりと気遣いの精神」を、これからの人生に役立ててほしいと願っています。
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