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新年あけましておめでとうございます。


2024年が始まって早々能登地方で大きな地震が発生し、テレビから「津波が迫っています」「早く逃げて!」と繰り返し叫ぶ声に心が痛む新年となりました。被災された方々が迅速に必要な支援を受け安心して日常生活に戻れるよう、心からお祈り申し上げます。

こども家庭庁からの通知により、被災した要援護者に対する支援体制の構築が求められています。阪神淡路大震災の被災経験を持つ私たちも、何か手助けできることはないかと考える時でもありました。





年末にお知らせした通り、「若葉」ではボランティアの皆さんの協力を得ておせちの準備を進めました。大晦日には一人暮らしの退所児童におせちの詰め合わせを届け、そして翌元旦には一緒に初詣に出かけました。入所児童も近くの神社へと初詣に行きました。

子どもたちの中にはお雑煮やおせちを食べたことのない子どもたちがいます。彼らが将来、社会に出て行く際に必要な経験を積むために、おせちを用意したり、ご寄付いただいたお肉ですき焼きを囲んだり、普段の食卓にはなかなか出せないお刺身なども提供しました。

里親さんのもとへ里帰りしたり、親族の集まりに参加した子どもたちもいました。一般の家庭では家族行事が続く年末年始だと思いますが、家庭から逃れてきた子どもたちの中には、ホームで冬眠のように過ごす子もいれば、アルバイトに精を出す子もいます。


毎年、ボランティアのUさんからはお年玉のご寄付をいただいています。Uさんが元気な姿で、その温かい心遣いを若葉に届けてくださることがとても嬉しいです。本当にありがとうございます。


皆様の支えがあってこそ、「若葉」にたどり着いた子どもたちの笑顔をこれからも広げていけます。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

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