NPO法人さんのご協力により、呉服屋さんと繋がり、
成人を迎えた子どもが春休み中に振袖撮影。へアアレンジもメイクもプロに仕上げてもらい、たくさんある振袖の中から好みの振袖を選べて、プロのカメラマンにポーズを決めて撮ってもらった写真はどれも素敵で、付き添った職員のほうが感極まって涙する場面も。(この場面はちゃっかり撮ってあり、子どもたちは口々に「親でもないのに泣く?」とちょっと嬉し気に話していました。)
1月に1周年を迎え、3月にはこの一年支えてくださった方々をお招きしてオープンハウスを行いました。
子どもたちは児童相談所の担当者さんと会えて喜んだり、新聞社の取材に大人びた応答をしたり、そう思うとお菓子のお祝いをいただいて歓声をあげたり。
和やかな時間をたくさんの皆さんと共有することができ、若葉をこれからも充実させていかなければと改めて気持ちを引き締めた機会ともなりました。
進学・進級、転職とそれぞれ新しい環境に進んだ子どもたちが、毎日若葉の玄関から「行ってきます」と元気にでかける日々が、戻ってきました。
大学・高校と授業時間もまちまちで、そのままバイトに行く子どももいます。お昼のお弁当や水筒をわたし、朝寝坊して「時間がない!」とホームを飛び出す子どもには朝食のパンなど包んで持たせたり、どこの家庭にもあるような風景が、6人娘それぞれにあった時間とパターンで流れる朝がはじまりました。
特別なことでなくても、子どもたちがこれまでの生活では経験できなかったことを、若葉というあたたかな家の中でひとつひとつ経験して巣立って行ってほしいと願っています。
Commentaires