高校卒業して、すぐ就労した子どもがいます。
毎日パリッとしたスーツ姿で通勤する姿はカッコよく、他の子へのモデルとなっています。
反面、学校での勉強は楽しかったと、他の子が進学していくのを見ながら自分も大学へ進学したかったとつぶやき、心が揺れ動く姿も見てきました。
そのような頑張りを見守りつつ、若葉を巣立つ時期を本人と話し合いました。
今は、朝起こされなくても自分で起きる、部屋をきれいに保つ、弁当を自分で作る、そういった課題をこなしていっています。
毎日続く当たり前の生活を大切にしながら、強さも弱さもあるありのままの自分を受け入れることができますように。
毎日を前向きに生き、安心して笑い、夢を持って自分なりの人生を描いていけるように、若葉で過ごした日々が支えになって巣立って行ってほしい、と。
ひとり暮らしにむけて着々と準備を進める彼女を見守っています。
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