
よく晴れた秋空の日に、京都で舞妓体験をしてきました。白塗りはしたくないけど、着物は着てみたい、と2グループに分けて行ってきました。照れながらでしたが、楽しそうに、好きな着物を選んで京の街を散策しました。楽しい思い出がたくさんできた経験でした。
とある団体さんの助成金で舞妓体験とテーブルマナー講習が実現できたことは本当に良かったと思います。
私たち自立援助ホームは、社会的養護の施設として、公的な措置費によって運営されているため、日々の生活には困りませんが、それ以上のことを行う余裕がありません。最近話題になっている「体験格差」の問題も例外ではありません。お誕生会やクリスマス、お正月などの家庭的なイベントはもちろん、施設外での体験、例えば旅行、キャンプ、映画鑑賞や芸術に触れる体験、季節や暦の行事などを体験させてあげたいと願っています。
そんな思いがひとつ実った舞妓体験でした。
季節ごとに想いを巡らせながらご支援の品を贈ってくださるF様から、ご自宅のお庭で数年増やしてこられたという日本水仙の球根をいただきました。
毎日子ども達が出入りする玄関の近くに植えて、花が咲くのを楽しみに待ちたいと思います。

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