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夏らしいこと

今年の夏イベントは、子どもたちが自分たちでやりたいことを企画し、若葉が費用を補助する方式をとりました。レジャープールで一日を過ごしたり、思い出の地への小旅行を楽しんだり。子どもたちにとって特別な夏の思い出ができるようにとの思いからです。また、来春に卒業や就職を控えた子は、免許合宿から帰ってきたと思えばインターンに参加するなど、忙しい夏を過ごしています。


近隣の花火大会も、淀川、姫路、猪名川、伊丹など各地で開催され、毎週末に誰かが出かけるほど賑わっていました。若葉のある尼崎は、自転車や電車でもアクセスしやすいため、ほぼ毎週どこかへ出かけている子もいました。


一方で、この厳しい猛暑の中、日中の外出をためらう子も多く、学校やアルバイトに行けず、一日若葉で過ごす子どもたちの姿も見られました。悩みを抱えたり、どう生きていくべきか迷ったりすることも、長い人生を考えると大切な時間です。子どもたちが立ち止まって考える時間も必要で、その姿を見守っていきたいと思っています。




また、いつもご支援いただいているTさん主催のお料理教室に、Nちゃんと職員が参加しました。本格的な飲茶を楽しむ会で、グループに分かれて焼売や餃子を包んだり、翡翠色の麺を茹でて美味しい薄味のスープでいただいたりと、和やかな雰囲気の中で多くの料理を堪能しました。



退所者へのアフターケアでは、いくつかの仕事を経験し、ようやくやりたい仕事に就けたと嬉しいLINEをくれたKさんがいます。今後は、どのような資格やスキルがその仕事に役立つのか、退所児童向けの資格取得応援金の活用についてKさんと一緒に考えていきます。


また就職して退所したNさんは、ケアリーバー※向けの支援機関に自ら連絡を取り、支援を受けながら毎日仕事に励んでいます。最近、Nさんから若葉に電動自転車をプレゼントしていただき、その喜びを自身のインスタグラムに写真とともに投稿していました。





ケアリーバー:社会的養護(児童養護施設、里親、自立援助ホームなど)での生活を経験した人々を指す言葉。ケア(保護)とリーバー(離れた人)を組み合わせた造語。

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